その取り組みのひとつとして、
近隣の有機農園で野菜の収穫体験を行っています。
-
五感が刺激され
子どもたちの可能性が育つフォレスタ・志村三丁目では年間を通して旬の野菜を子どもたちが収穫しています。園でもキュウリやオクラなどをみんなで育てていますが、畑では普段の公園遊びだけではできないさまざまな体験が五感を刺激し、子どもたちの可能性をすくすくと育ててくれます。
食への興味関心は
生きる力の基礎に繋がる収穫体験は食育の一環でもあります。
普段自分たちが食べているものがどのように作られているかを知り、さらに自ら収穫することでより食への興味関心に繋がっていきます。同時に野菜を作ってくれる農家さんへの感謝の気持ちも芽生えるため、豊かな心を育む機会にもなります。親御さんに代わって
貴重な「体験」を子どもたちに収穫体験で得られる効果はさまざまです。そのため「子どもに収穫体験をさせたい」と考える親御さんも多いと思います。
当園でもこの収穫体験を貴重な子どもたちの体験の場と考え、コロナ禍でもなくさずに継続してきました。小規模園だから、近隣に有機農園があるという立地に恵まれているから、ということももちろんありますが、何より親御さんがお子さんにしてあげたいと思うことを、私たちが保育園でしてあげたいと考えているからこそ続けている行事です。「体験」から得られる
「学び」も大切にしたい当園は楽習保育®を導入していますので、収穫体験においても体験にとどめず、学びの土台作りに繋げたいと考えています。
はじめは土が苦手、虫が苦手だった子どもたちも、畑での発見や収穫を褒めて認めてもらえることで、嬉しさや楽しさでいっぱいになり、気がつくと土も虫もへっちゃらになって新たな発見や気づきを得ていきます。またでこぼこ道を歩くことや、土いじりをすることが手足や指先の運動にもなっているんですよ。一人ひとりの個性を認めて
豊かな想像力を育む季節ごと違うお野菜を収穫しているので、種類によって採り方や育ち方が違うこと、同じ種類であっても形や大きさがひとつひとつ違うということを自然と学んでいきます。
これらの体験によって多様性を受け入れる心の芽生え、枠にとらわれない想像力や発想力の土台作りとなることも期待しています。 -
- 6月
- じゃがいも
- 9月
- らっかせい
- 10月
- さつまいも
- 11月
- だいこん
- 12月
- にんじん
- 3月
- 菜花つみ
・新入園児が園生活に慣れてきた6月より開始し、7,8月は熱中症になる危険があるため行いません。
・収穫する野菜は年によって変わることがあります。